【メサルティム】重賞挑戦か
18/11/22 荒川厩舎
21日は栗東坂路で追い切りました(53秒4-39秒8-26秒2-13秒0)。22日は軽めの調整を行いました。「前走後は放牧に出していましたが、牧場でコンスタントに15-15を乗りつつ状態も上がってきていましたので、先週の木曜日に帰厩させています。今週は水曜日に坂路で併せ馬を行ったのですが、前を走るパートナーが動く分だけこちらも動くという形でまだ馬なり程度。終始余裕のある手応えで走れていましたし、このまま順調にピッチを上げていけそうですね。格上挑戦になりますが、中山3週目に牝馬限定の重賞があるのでまずはそこを目標にしていこうと考えています。除外の可能性もありますし、相手関係も見る必要があるでしょうから、同じ週の阪神に自己条件のマイル戦にも特別登録をしていろいろ検討していきます」(荒川師)12月15日の中山競馬(ターコイズS・牝馬限定・芝1600m)もしくは16日の阪神競馬(元町S・芝1600m)を目標にしています。
ターコイズS本線ですかー。重賞挑戦は望むところで、本来なら喜ばしいのですが、今回に限っては12月2日の逆瀬川Sに応援に行くつもり満々だったので肩すかしを食った気分です。こうなったら元町Sとは言わずターコイズSに挑戦してほしいと思います。(元町Sの日は阪神に行けないのもある。)強敵はミスパンテール、フロンテアクイーンあたりでしょうか?久々のマイルはどうか、ハンデは?鞍上は?興味は尽きませんが、あと3週間、長いなあ。
しがらきでも順調に過ごせたようで、また元気な姿を見られることを楽しみにしています。
【ファクトゥーラ】10着
18/11/18 吉村厩舎
18日の東京競馬ではゲートで行き脚がつかず後方からに。直線では懸命に脚を使おうとするも、なかなか差を詰められず10着。「パドックまでの雰囲気は悪くなかったとのことも、跨がってからピリッとしたのか徐々に気負って来ました。それによって結構発汗もしていて、ゲートの出は内の馬の動きに過剰に反応して外に逃げる格好をしてしまいました。正直、それでリズムが悪くなってしまったので腹を括ってジックリと運びましたが、道中は極端に力むことはなく走ってくれましたよ。そのまま終いに盛り返せれば良かったけど、トモを中心に緩さが残っていてフォームが崩れないようにケアしながら追う必要がありました。経験を重ねながらの成長も期待したいですね。今日は結果を出せず申し訳ありませんでした」(内田騎手)「普段はおとなしいくらいで手が掛からないタイプですし、競馬場に着いてからパドックまでの雰囲気は悪くなかったと思いますが、ジョッキーが跨がってから少しずつ気持ちが昂ってしまいました。それもあって苦しかったのかゲートをしっかりと出られませんでした。広い府中コースのマイルなら対応できるかと思っていたものの、序盤にバタバタしたことで緩さのあるトモが余計に入らず、直線でもそれに気を遣ったようです。牝馬同士のこの条件で良さを見せられたと思っていただけに申し訳ありませんが、今日は休み明けの分、ポイント、ポイントで気持ちが入りやすかった可能性はありますし、これで上手く抜けてくれればいいですね。今後はトレセンに帰って状態を確認してから考えたいです」(吉村師)気持ちの昂りからまわりの状況に過敏に反応してしまったのか、ゲートを真っ直ぐ出られず後方からの競馬を余儀なくされました。今日は位置取りの差も大きかったと思いますが、より上のレベルで走れるようにするためには馬体の成長も必要になるでしょうから、ひとつひとつの経験を大事にして今後に活かしていきたいです。この後はレース後の心身の状態を確認してから判断していきます。
期待してただけに心の整理がつきません。出負けして最後方からになってしまったのはありますが、あまりにも負けすぎ。出来自体は悪くないように見えたのですが、ジョッキー曰く跨ってからおかしくなったようなので、相性悪いとか?何かに原因を求めたくなりますが、このように一旦リズムを崩すと立て直しが難しいのが牝馬ですので、後々に影響しないか不安です。また強敵と目していたレディマクベスが勝てなかったのもちょっとショックでよくわからないレースでした。
まあ現実をつきつけられたので、今後は距離を伸ばしてじっくりやっていってほしいですね。今日はお疲れ様。無事に帰ってきてください!
【ファクトゥーラ】態勢整う
18/11/14 吉村厩舎
14日は栗東坂路で追い切りました(54秒1-38秒9-24秒4-12秒3)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。追走する形から最後は同入に持ち込むようにという指示。川又騎手に手伝ってもらったのですが、ジョッキーも『いい反応でしたし、乗りやすくてかなり能力のある馬ですね』と言っていましたよ。コース追いで遅れた先週でも時計的には十分出ていましたし、今朝の坂路も申し分のない動きでしたから、昇級戦とはいえ楽しみな一戦です」(吉村師)18日の東京競馬(赤松賞・牝馬限定・芝1600m)に内田騎手で出走を予定しています。
先週の一週前追い切りは新馬を0.5秒追走して1.3秒遅れるという、字面では不安になるものだっただけに、今日の最終追い切りは終い12.3秒とそれなりに安心できるものでした。強敵レディマクベスもどうやら出走しそうなので、どこまでやれるか、楽しみにしたいと思います。
【雑感】無事に出走するのは難しい
史上初の中央でのJBC開催、京都競馬場にて1日でjpn1が3Rも行われました。12月にチャンピオンズカップが控えていることもあり、クラシックのメンバーも一線級からは一枚、二枚落ちるかなあという印象でしたが、ビハインドザマスクの孫であるサンライズソアがルメール騎乗で人気を集め、スターズインヘヴンのお兄さん、センチュリオン兄さんも出走するなど、血統的に楽しく拝見しました。
ただ、今日一番気になったのは、百日草特別を除外になったドナアトラエンテの次走がどこか、という話。幸い軽傷だったようなので、もしかしたらファクトゥーラの赤松賞にでてくるのでは?と妄想しています。今のところ抜けて強そうな馬はいなさそうなので、ファクトゥーラもいい勝負できると思います。
今年の目標の一つである年間5勝を達成するためには、ファクトゥーラとメサルティムであと1勝ずつしてもらわないと厳しそうなので、まずは赤松賞、楽しみに待ちたいと思います。