BTMの一口馬主日和

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【クロウエア】コメントから才能は読み取れるのか

全馬外厩でしばらく出走がなさそうなので、クロウエアの半生を振り返ってみました。というのも、そもそもクロウエアに出資したのは「メサルティムの妹だから」という理由しかなく、それはそれで自分らしいとは思いますが、まさかデビュー戦を既走馬相手にぶっこ抜くとは想像もしてなかったのです。いったいその兆候はいつから見えていたのか…

デビュー3週前のポリトラックでの調教でラスト11.5秒と末が鋭かったところから、「思ったよりやれるんじゃないか」と思い出し、次週の坂路調教で「ひょっとしたら」と思い、またまた次週のCWのラスト11.3秒で「デビュー勝ちを意識」し、結果は見ての通り。しかし、入厩して調教を始めるまではそれほど期待していなかったというのが本音です。2018年8月に当初入厩後すぐ重度のスクミにより長期休養を余儀なくされたことから、デビューしてくれたら御の字と思ってた時期もありました。

やはり、育成や外厩のコメントだけではわからないもんですね。強いて言えば2歳7月の空港でのコメントに兆候はあったかもと思う程度です。

18/7/31 NF空港
現在は週3日900m屋内坂路コースをハロン14~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。ハミの取り方や左右のバランスなどで改善したい点はありますが、騎乗したスタッフ全員が乗り味を褒める馬です。良いリズムで走れるようにはなってきているので、今後も良さを伸ばしていけるように努めていきます。
「乗り味」という素人にはわかりにくいところですが、褒められているコメントがこれくらいで、あとはよく「硬さ」を指摘されてます。(メサルティムと同じ)

素質は間違いないと思いますが、硬さ含めて体質とうまく付き合っていく必要があるので体に気をつけながら才能を開花していってもらえたらと思います。今のところは反動もなさそうなので、次走がどこになるのか楽しみに待ちたいと思います。