BTMの一口馬主日和

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【メサルティム】特別戦初勝利!

夕月特別に出走したメサルティム、逃げ切り勝ちで見事3勝目を上げました。個人的にはこの9月2回目の口取りとツイてます。そして命名馬との口取りという一口馬主界の難易度ウルトラEをまさかこんなに早く達成できるとは思いませんでした。本当に孝行娘です。

さて、パドックでは終始斎藤厩務員にもたれかかる感じで甘えたのメサルティム。

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鳩にびっくりして跳び上がる仕草を見せるなどた、あまり落ち着きはなかったような気がします。まあいつもこんな感じなんだと思います。馬体重はマイナス2kgの430kgとまずまずキープ。他は大きい馬が多かったですが、馬格で見劣るという感じはしませんでした。メサルティムが1番小さかったですが、それでみんなを従えての逃げ切りですから頭が下がります。

レースは好スタートから自然と逃げる形となり、1,000m60秒くらいの平均ペース。外回りの長い直線も抜かれそうで抜かせない、アドマイヤアルバを退けた未勝利戦を想起させる見事な逃げ切り勝ちでした。鞍上はその時と同じ荻野極騎手。落ち着いて乗ってくれたと思います。切れ味勝負になりやすい阪神外回り1,800mで、切れ者がいなかったという相手関係も結果的には良かったんだと思います。焦りながら撮った割にはなかなかいいゴール前の写真がとれました。この後ダッシュで口取り集合場所へ。

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初めての特別戦の口取りは未勝利戦とはまた異なる雰囲気でした。これで賞金的には秋華賞に出られそうですが、荒川師は放牧を示唆してますね。G1に挑戦してほしいという思いはもちろんありますが、小さい身体で強行軍の不安もあるので、是非とも馬本位の選択をしてほしいと思います。まだまだこの先チャンスはあります。たぶん1,800mが得意なので中山牝馬Sぐらいが狙い目ですね。

メサルティム、そして関係者の方々、本日はおめでとうございます、そしてありがとうございます!

18/9/22 荒川厩舎
22日の阪神競馬では好スタートから積極的に出して先手を奪う。そのまま後続を引きつけつつマイペースでの逃げに持ち込むと、直線もしぶとく脚を使って優勝。「最初から逃げようと思っていたわけではないのですが、ポンとゲートを出てくれてスムーズに加速できたので、勝った時と同じイメージで前へ行きました。道中は終始リズム良く走れていましたし、その分最後までしぶとくいい脚を使ってくれました。以前乗せていただいた時と比べてずいぶん成長したと感じましたし、これからも楽しみです。今日はありがとうございました」(荻野極騎手)「夏を越えて馬が成長してきて、前走後は反動も少なくいい状態で出走することができました。直線へ向いてもこの馬らしいしぶとさを見せてくれましたし、ジョッキーもうまく乗ってくれたと思います。この後は馬体をよくチェックしてから検討しますが、先を考えると無理をさせずここでひと息入れてあげた方がいいかなと考えているところです」(荒川師)久々だった紫苑Sはもうひとつ力を出し切れませんでしたが、ひと叩きしての上積みもあったのでしょう。今日はこの馬らしい粘り強い走りを見せてくれました。中身ができてきているとはいえ、春は一走ごとの馬体の反動が大きかっただけに、この後については慎重に状態をチェックしてから検討していきます。